QMK firmware ファームウェアの初歩の初歩 5
前回までで、QMK firmware本体をインストールする環境が整った。
公式ページの記載に従って、どんどん先に進めるのみだ。
それでは公式の解説ページを確認しよう。
ここまでくると慣れたもので、赤枠で囲った部分を先ほどインストールしたばかりのmsys2から入力して実行すればいいのだろうと推測できる。実際にその通りである。ただし1行ずつ実行すること。
私の環境ではインストール済みなのでそのような旨の文章が出ているが、初回の場合はインストールの許可を求められるのでYを入力して作業を進める。特にトラブルが起こるようなことは無いと思われる。
次の文章も同様にして入力する。こちらはインストール作業ではないので許可を求めるメッセージは出ない。
タイプミス等無ければ、黄色の文字が追加で表示されて次の入力待ちの状態になっているはずである。こうなっていればQMK firmwareは無事インストールできたことになる。
この2つめの作業は、インストール作業によって生じたフォルダ内にアクセスしているだけである。すなわち"qmk_firmware"というフォルダにアクセスすることで、インストールが正確に行われたことを確認している。
コマンドラインに所定の文章を入力して実行していくことで作業を進めていくことが体験的に理解できたところで、公式ページの次の作業を確認しよう
英語の説明文は読めなくても、その下のコマンドを入力して実行すればいいのだろうとわかる。このコマンドによって、他に必要な細々とした(実際は非常に重要な)ソフトを一括でインストールしてくれるスクリプトが実行される。
このコマンドはドライバのダウンロードを伴うため終了まで少し時間がかかる。やり方はすでに経験してきたものと同様なので、実際の作業画面は割愛する。
次回:はじめてのコンパイル