QMK firmware ファームウェアの初歩の初歩 1
「半田付けはできるけどファームウェア弄れないよ」という人はどれくらいいるのか?
キーボードに拘りがあって、しかも自作に興味を持つ人なんて大体は毎日ディスプレイに向かっているようなIT畑の野郎連中だろう。そういう人は、半田付けの工程に不安を覚える傾向にある気がする。そうでなければ元々クリエイティブな性格の持ち主で、こういう人は経験値でカバーできてしまう。
このブログでもいずれ半田付けについて触れていきたいとは思うが、今回は逆の人に対してファームウェアの初歩の初歩に関する情報を提供する。
QMK firmware
自作キーボード向けのファームウェアを調べるとまずこれが出てくる。これをどうにかして書き込めばいいのだろうというところまでは考えが及ぶが、ではどうやってそれを達成するかという部分が二の足を踏ませる。
なおこのブログは大体このGitHubというページ、時々見かけるけど何なんだと、そういうレベルの人向けのブログです。
ここをクリックしてファイルをダウンロードして、そこでどうしようもなくなってしまっていませんか?
もう少し下までスクロールして、ここをクリックしましょう。
Documentation、すなわちこの先にQMK firmwareとは何なのかが書かれたページがある。
次にページ左側の目次欄を確認すると、そこには"Complete Newbs Guide"の文字が!
日本語だと「初めての人向け操作ガイド」といったところか。
早速その中身を読んでみると「俺の言うとおりに操作すれば環境が整うよ」ということが書いてある。4部構成らしいので、順を追って見ていくことにしよう
This guide is focused on helping someone who has never compiled software before.
「このガイドは今まで一度もコンパイルをしたことのない人を助けることに焦点を当てています」*1
全4回となりそうです。
続く