日本語配列 (ISO配列≒JIS配列) で作る
kit界隈において英語配列への対応は必須のように思われているが決してそんなことはない。
日本語配列はweb上での制作例がほとんどないので、実際に作成とはいかないまでも、その配列を選択可能であることを紹介したい。
GH60クローン向けのプレートなら大体は大丈夫だとは思うが、例えばこれ
エンターキーの部分が逆L字型になっていれば大体大丈夫
PCBは例のごとくXD60を想定
なお、日本語配列向けの色付きキーキャップはebayで手に入る。
仮名および¥マークの印字が無いことに注意。¥キーは英語標準のバックスラッシュ( /←これの逆向きに傾いたやつ)が印字されている。
どうしても日本語の印字が欲しいならFilcoのキーキャップがamazonで売っている。装飾性は無いけど。
では実際に実機を用意したので、日本語配列対応の特徴であるデカエンターをはめ込んでみる。
まずプレートとPCB全景
様々な配列に対応するために枠線が複雑に入り乱れているが、最下段とエンターキー周辺はさらによくわからない。
エンターキーのポジション周辺を拡大した。赤枠で囲った部分にスイッチを配置する。
実際にキースイッチを乗っけるとこうなる。スイッチにも上下の向きがあるので注意。逆の状態で無理矢理はめ込もうとすると端子が折れ曲がる。
斜めからも撮影。
プレートを使う人はこの位置にキースイッチがくることになる。
プレートとPCBを合体させてみる。
スタビライザーはこの位置にくる。向きが逆だったら申し訳ない。
実際にエンターキーを乗せるとこうなる。
英語配列ではエンターキーの上にあったバックスラッシュキーをエンターキーの左下に配置できるようになっていることも確認できる。
あとは残りのスイッチをはめ込んでいけば日本語配列の自作キーボードが出来上がる。
こんな感じで、日本語配列じゃないと嫌だという人でもkitでの自作は可能。